TOPページ > 資格の活かし方 > インタビュー/京地文子さん

インタビュー/京地文子さん

インタビュー/京地文子さん

インタビュー/京地文子さん

メディカルヨガ・ピラティスインストラクターとして
統合医療に携わる京地文子さんの生き方

医療の現場で看護師として勤めて20年というキャリアを持つ京地文子さん。
患者さんとの出会いや経験を通して感じたり気づいた様々なことから現在、看護師をしながらメディカルヨガ・ピラティスインストラクターとしての活動をされています。
「人が持つ自然治癒力を高める」統合医療に携わるとはどういうことなのか。お話をお聞きしました。

ヨガの活動を通してつながる
人・カラダ・ココロ・時

profile

看護師歴20年、現在は訪問看護ステーションに勤務する看護師として在宅で看護を必要とする方が、生涯を通してその人らしい生活を送る事ができる看護の提供を行なっている(介護予防・介護保険・医療保険)。その傍ら、県内各地で健康支援を目的としたイベント型のヨガ・ピラティスのレッスンを定期開催。

ヨガとの出会い

ヨガとの出会いは、私が32歳の頃、仕事にプライベートにいろんな問題を抱えて心身ともに疲れを感じていた時。「そんなにしんどいなら、家のことはいいから気分転換に行って来たら?」そんな子供の言葉に送り出されてはじめたのがヨガでした。ヨガをはじめた事で、だるかったり、むくんだりといった体の不調が改善され、余裕が持てなくなっていた心も、ヨガによって自分が心地が良いと感じる楽な状態に整えることができました。そんな自分の身体の変化を感じると同時に、ヨガの動きは自分自身が普段看護の仕事の中で、様々な看護技術やケア、日常のリハビリに取り入れている動きと共通するところがたくさんあるということに気がつきました。
そして、看護師の私なら、機能解剖学的にも生理学的にも、呼吸のみならず、様々な健康増進や健康管理の一環としてヨガやピラティスを人々に啓発してゆける。そんな可能性を感じ本格的に統合医療としてのヨガやピラティスを学ぼうと決意し、メディカルヨガインストラクターと、メディカルピラティスインストラクターの資格を取得しました。

統合医療×ヨガ・ピラティス

医療の現場では、産婦人科や整形外科、心療内科等の分野で。介護の現場でも、デイサービスや様々な社会福祉施等において既にメディカルヨガやピラティスなどを取り入れようとする統合医療の取り組みがはじまっています。
西洋医学では、病気や症状の要因を限定してとらえようとしますが、統合医療では生物学的側面や疾患のみにとらわれず、社会面・経済面・心理面などの様々な視点から捉えた全人的な医療を行うことを目標としています。原因療法としての西洋医学と、治療に対するアプローチや考え方が異なるメディカルヨガやメディカルピラティスは一見相反するように見えますが、実は相乗効果により身体の不調改善や健康促進に繋がるものだというのが統合医療の考え方なのです。ヨガ・ピラティスはどんな症状にでも効くといったものではありませんが、心身、生命力の回復に効果があることが医学博士が記した文献の中にも紹介されており、私自身も自らの体験や、患者さん、メディカルヨガ・メディカルピラティスの生徒さんを通してそのことを実感しています。
「予防医学」としてメディカルヨガやメディカルピラティスが当たり前に捉えるられる社会になってくれれば嬉しいと感じています。

在宅医療を支える中で

少子高齢化が大きな問題となっている日本。高齢化が急速に進むにともない、医療保険制度の変革による入院日数の短縮化や、通院困難患者の増加、また慢性疾患患者の増大に伴う終末期医療の在り方が問われ、在宅医療へのニーズが高まっています。また、少子化による深刻な人材不足も影響して在宅医療はますます日本の医療の中心的存在になっていくでしょう。「人は生きていく中で、だれもが老いていくもの」病気になるかもしれないし、いずれ身体機能が低下して介護が必要になるかもしれない。いろんなことが起こるものだけれど、それを受け入れて生きていかないといけない。これまでと同じようなサービスをどれほど受ける事ができるのか不安なこれからの時代、在宅医療という現場で数多くの患者さんと向き合ってきた私が思うのは、「自分が何を選び、どう納得して生きていくのかが大切」ということです。実は、メディカルヨガやピラティスの概念も同じ所にあります。ヨガやピラティスは自分の心や体を整えるものである前に、自分の心や体の状態を知るツールです。自分の心と体と向き合うことで、普通に生活していたら気づくことのない自然治癒力を身近に感じたり、心が体に影響したり、体が心に影響することに気づくでしょう。毎日の積み重ねにより、だれもが自分自身で“快適”な心身の状態を作っていくことができ、右往左往しない心づくりができるのです。

より良く生きる

メディカルヨガやピラティスの一番の魅力は、年齢や身体の症状などに関係なく、健康な人も高齢の方も病気の方もだれでもはじめられ、どの人の生活にも役立つところです。普段私たちは特に意識もせずに“呼吸”を行なっています。そして呼吸は、一生涯に渡り自身の生命維持を司る機能です。しかし、“吐く”ことがうまく出来ていない人は意外と多いんです。普段から当たり前な呼吸だからこそ、だれでも実感しやすく継続しやすい。また、続けるだけでその人にあった心と身体のバランスが自然ととれるようになるんです。
現在私のレッスンには、学生さん、子育てに奮闘するママさん、健康に気を使う働き盛りの同年代~シルバー世代などさまざまな人が参加されています。運動・食・睡眠・そして笑顔。私自身も健康管理の上で、コンディショニングをとても大切にしています。ヨガやピラティスを通して、どんな日でも、自分や時を大切に思えるコンディショニング法を伝えながら、いろんな年代の方とつながり、共に「明日も頑張ろう」と笑えることを大切にしたい。人それぞれの人生のドラマによりそえる“Smaile Yoga&Pilates”の精神で、地域社会の活性化を目指しています。

その他の記事

インタビュー/門野恵子さん

入会案内

メディカルアロマや
メディカルヨガをはじめとする
セルフメディケーションやセンテナリアンなどに関心をお持ちで、
当協会の目的や活動にご賛同いただける方の
ご入会をお待ちしております。

日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。