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感染症に負けない健康づくり。免疫力を高めるには?

pixta_85147008_L.jpg新型コロナウイルス感染症の流行で、免疫力という言葉を見たり聞いたりする機会が増えたのではないでしょうか。また、免疫力を上げるために普段から食事や運動などを気にかけている方もおられるかも知れませんね。
では、免疫力とは何でしょうか?免疫力を高めるために具体的にはどうすれば良いのでしょうか?



免疫力とは

免疫力とは、体内に入ったウイルスや細菌、異物などから自分自身の体を守るために人間に備わっている守る力のことです。免疫力が低下すると風邪を引きやすくなったり、生活習慣病や様々な病気にかかりやすくなります。



免疫力アップの鍵となる腸の働き

免疫細胞は全身に存在していますが、特に集中しているのが腸です。免疫細胞はその60%以上が腸に集まっており、腸は体内で最大の免疫器官と言われています。私たちは食べ物を口から取り入れ、取り入れられた食べ物は胃や腸を通り、肛門から便となって排出されます。また、さまざまな細菌やウイルスが口から侵入してきます。腸はこのような侵入者から身を守るため、免疫細胞が備わっています。免疫力を高めるためには腸内環境を整えることが大切となります。腸の免疫細胞が活動しやすい環境を作ることで、免疫機能の低下を防ぎ、健康な身体へと繋がります。



免疫力を高めるには?

免疫力を高めるためには、栄養素をバランス良く摂ることが必要ですそして体を温め、血流を良くすることで免疫細胞の働きが活発になります。そのため、入浴や運動も効果的です。
ここでは、免疫力を高める効果が高い食品をご紹介します。

 1)発酵食品
腸内には細菌がおよそ1000種類、100兆個も生息していることが知られています。体の健康には、腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が占める割合を増やすことが重要です。
日本の発酵食品には、腸内にある善玉菌の勢力を強くする働きがあると言われています。

2)ビタミン
免疫機能をサポートする栄養素としてビタミンがあります。
ニンジンに多く含まれるビタミンAは体内の粘膜を正常に働かせる力があります。ブロッコリーに多く含まれるビタミンCは、白血球の働きを強化し、免疫力を高めます。さらにブロッコリーに含まれるビタミンEは血行を促します。また、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは、活性酸素を抑制する抗酸化作用があり、基礎的な抵抗力を強化します。さらに、ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ることによって抗酸化作用を高める作用があります。 

3)食物繊維
食物繊維は消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分です。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、大腸内の環境を改善する腸内細菌を増やすことが明らかになっています。
昆布、ひじき、わかめなどはアルギン酸という植物繊維を多く含んでいるほか、 多くのミネラル、特にマグネシウムや亜鉛を含んでいる理想的な免疫力アップ食物です。しいたけ、しめじ、なめこ、まいたけなどのきのこ類も食物繊維が豊富です。


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まとめ

病気に負けない健康な体の為には、免疫細胞の働きが重要となります。「免疫力を高めるにはどうしたらいいの?」と思っていた方は、一度普段の食事を意識してみてはいかがでしょうか。
普段何を食べ、なぜ食べるのかを意識してみることが健康な身体づくりへの一歩となりますよ。

 

【免疫力に関連した講座】
1、発酵食美インストラクター資格取得講座
2、食育栄養アドバイザー講座
3、睡眠資格講座

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