健康長寿にとって大事な骨の知識（１）～役割編～

≪骨を守って健康長寿！≫

・骨の仕事

皆さんは自分の体にいくつの骨が存在しているかご存じですか？大小様々ある骨は成人で、なんと２００個以上存在しています。２００個以上とやや曖昧な表現をするには意味があります。それは人によって数が若干異なることがあるからです。例えば、尾骨はお猿さん時代の尻尾が退化したものになりますが、その数が人によって異なることがある、という事です。人体の不思議ですね。

　　１・２個～５・６個って、人によってこんなに数が違うんだね！

その骨の仕事、いわゆる役割についてお話をさせて頂きます。

【保護】

骨格を形成し、頭蓋骨や胸腔等、脳や内臓など重要な器官を保護する

鎧のような役割だね！

【運動】

筋、腱の収縮・伸張等により関節を支点にして運動が行われる

【造血】

骨髄で、赤血球や白血球、血小板を作り出す

血液って骨で作られるんだね！

【貯蔵】

カルシウム、ナトリウム、カリウム等の電解質が骨中に貯蔵され必要に応じて血中に放出される

大切なものを貯めて、必要な時に使うってことだね！

上記のように、骨は身体を支えるためのものだけではなく、色々な役割があるという事を覚えておいて下さい。それ故に年齢とともに骨が弱くなる（骨粗しょう症）ことが、健康長寿にとってどれほど重大なことか理解できるかと思います。

骨には色んな役割があるのです！骨抜きにならないようにしっかりと骨を鍛えよう！