2025年、不安と上手に向き合い飛躍するヒント

 不安はあなたの力に変わる

2025年、明けましておめでとうございます。

年末年始の若干不規則な生活で体重オーバー気味のメンタルセラピスト、丸山です。

突然ですが、皆さんは将来に対する漠然とした不安がありますか？

全国の20～60代500人を対象に将来の不安に関するアンケートを実施しましたところ以下のような結果になったそうです。

経済的な不安が上位にあり、今の自分が将来の生活水準を維持できるか想像できないことが不安の原因になると考えられます。

これらの不安が長期にわたりストレスという形で心身に影響を与え続けると、うつ病やパニック障害などの心の病に繋がる危険性があります。
心の病は身体にも影響を与え、頭痛や腰痛、胸や胃の痛みを伴うことがありますので、注意が必要です。

しかし、不安は決して「悪」ではなく、大切な感情の一つなんです。
なぜなら不安があるからこそ次のようなメリットが考えられます。

• 潜在的な危険や問題に気づかせてくれるシグナルとなり、事前に対策を立てたり、危険から身を守ったりする助けになる。
• 目標達成に向けて努力を促す原動力になる
• 不安な状況を乗り越えることで、自己肯定感や自信を高めることができ、成長につながる可能性がある

不安を感じた時に何を考え、どう行動するかが重要です。
フランスの哲学者ジャン・ポール・サルトルは
「今の状態で何ができるかを考え、ベストを尽くすことだ」と言っています。
過去や未来に囚われず、今できることに集中すべきだという意味です。
また、カナダの精神科医エリック・バーンは
「過去と他人は変えられない。しかし、今から始まる未来と自分は変えられる」と述べています。

不安は悪いものではなく、その扱い方が大切です。
今できることに集中し、不安を乗り越えてより良い未来を築きましょう。
抱えている『不安』は少しの『期待』に変えることができるかもしれません。

新しい年が皆さんにとって良い一歩となりますように。