オフィシャルブログ
現代社会では、ストレスや不安が日常的な問題として多くの人々を悩ませています。
仕事のプレッシャー、人間関係の多様化、情報過多など、心のバランスを崩す要因は無数に存在します。
そんな中、メディカルアロマは自然由来の精油を用いることで、心身のバランスを整え、ストレスマネジメントに役立つアプローチとして注目されています。
ここでは、精油の精神安定効果やストレス対策としての活用法、日常生活に取り入れる具体的なシーンについて解説します。
精油の精神安定効果
メディカルアロマに使用される精油には、心を落ち着かせる「精神安定効果」があることが研究で判明してきています。
例えば、ラベンダー精油に含まれる「リナロール」という成分には鎮静作用があり、不安や緊張を和らげる効果が期待されます。
また、ベルガモット精油に含まれる「リモネン」にはリフレッシュ効果があり、気分を明るくする作用があります。
香りは嗅覚を通じて脳の「大脳辺縁系」に直接働きかけます。
この部位は感情や記憶、ストレス反応を司る重要な場所であり、香りが脳に届くことでリラックスした状態が促されます。
精油の香りは単なる気分転換にとどまらず、神経系やホルモンバランスにまで影響を与えるため、心身の両面からストレス軽減に貢献するのです。
例えば、不安や緊張が強いときは、ラベンダーやカモミール・ローマンをディフューザーで拡散することで、深いリラックス効果が期待できます。
一方、やる気が出ない、気分が沈みがちなときには、グレープフルーツやレモンの爽やかな香りが気分をリフレッシュしてくれるでしょう。
これらの方法は特別な道具や時間を必要とせず、すぐに取り入れられる点が大きな利点です。
通学コース
オンライン講座
協会について
日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。