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アロマセラピーは、心と体のバランスを整えるために広く活用されています。
その中でも「メディカルアロマ」と「クリニカルアロマ」は、特に専門的な分野として注目されています。
しかし、この二つの違いについて明確に理解している人は意外と少ないかもしれません。
本記事では、それぞれの特長と目的について詳しく解説します。
メディカルアロマとクリニカルアロマの共通点
メディカルアロマとクリニカルアロマは、どちらもアロマセラピーの一分野であり、植物由来の精油を活用する点で共通しています。
両者とも、精油の持つ成分が心身に与える影響を重視しており、リラクゼーションだけでなく、健康維持やケアの一環として活用されます。
また、いずれも適切な使用方法を守ることで、リスクを抑えながら安全に利用できる点も同じです。
そのため、メディカルアロマとクリニカルアロマの区別を厳密に意識せずに、医療的なアロマセラピーとして実践されることも少なくありません。
なぜ分類するの?
では、なぜこの二つを分類するのでしょうか?
それは、主に「目的」と「使用される環境」が異なるからです。
分類することで、それぞれの適切な活用方法を明確にし、より効果的に活かせるようになります。
例えば、メディカルアロマは精油の薬理作用に着目し、健康の維持や症状の緩和に役立てる役割を持っています。
一方、クリニカルアロマは医療や介護の現場で心身のケアを重視し、患者のQOL向上に役立てられます。
このように、目的や環境に応じた適切な使い分けが求められるため、あえて分類することもできるのです。
メディカルアロマとは?
メディカルアロマとは、精油の成分が持つ薬理作用に着目し、健康の維持・促進に役立つアロマセラピーの一分野です。
国によっては、医療の補助的な役割として広く活用されています。
メディカルアロマの特徴
クリニカルアロマとは?
クリニカルアロマは、医療や福祉の現場で補完療法として用いられるアロマセラピーです。
病院やホスピス、介護施設などで患者の心身のケアに主眼をおいて導入されており、特に痛みの緩和やリラクゼーションを目的とした使用が特徴的です。
クリニカルアロマの特徴
目的に合わせて適切に活用しよう
メディカルアロマは、主に健康維持や軽度の不調を緩和するために使用されるのに対し、クリニカルアロマは、医療や介護の現場で心身のケアを目的に活用されます。
どちらも適切に活用すれば、心身の健康に良い影響を与えることができます。
専門的な知識を持つことで、より安全かつ効果的に活用できるため、興味がある方は資格取得や専門家の指導を受けることをおすすめします。
アロマテラピーをより深く学び、目的に応じた使い分けをすることで、日常生活や医療・介護の現場での活用の幅が広がります。
あなたの目的に合ったアロマの活用法を見つけ、より豊かな生活を実現してみてはいかがでしょうか?
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協会について
日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。