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2月の「バレンタインデー」、今年もプレゼントとともに大切な想いを伝えた方が多かったのではないでしょうか?
毎年、関係者の方々からいただく義理チョコをドヤ顔で家に持ち帰る、メンタルセラピストの丸山です。
皆さんは「人に気持ちを伝えることの難しさ」を感じたことはありませんか?
自分では伝えたつもりでも、うまく伝わらないことって意外と多いですよね。
今日は、そんな悩みを解決するための「自分の想いを伝える3つの極意」についてお話ししたいと思います。
「自分の想いが伝わらない」原因とは?
「自分の想いが伝わらない」「話がうまく伝わらない」「何を言っているのか分からない」と感じたことはありませんか?
その原因には、大きく3つの要素が関係しています。
原因①:自己中心的な考え方
自分の意見や想いを伝えるとき、「相手は自分の言うことを理解して当然だ」「自分の意見は素晴らしいはず」と考えてしまうことはありませんか?
こうした考え方に陥ると、相手が理解してくれないときに 「この人、物分かりが悪いな」「勘が鈍いな」 と、相手のせいにしてしまいがちです。
原因②:自己中心的な表現方法
相手の性格やタイプを考慮せず、一方的に自分のスタイルで話していませんか?
たとえば、ポジティブな性格の人とネガティブな性格の人では、響く言葉や表現が異なります。
それを無視して同じ伝え方をすると、 伝わる確率が50%以下 になってしまうかもしれません。
原因③:存在感の薄さ
そもそも相手があなたに関心を持っていないと、話をしっかり聞いてもらえません。
「影響力がない」「印象に残らない」と思われていると、伝えたい想いも相手の心に響かなくなります。
これは、普段の立ち居振る舞いが 「軽い」「自信がなさそう」 という印象を周囲に与えていることが原因かもしれません。
「想いを伝える」ための3つの対策
対策①:相手の立場に立つ
「自己中心的な考え方」をしてしまうと、つい 「なぜ自分の話を理解してくれないのか?」 という気持ちになります。
しかし、たとえば 小さな子どもに話をするとき、分かりやすい言葉を選んだり、説明を工夫したりしますよね?
大人が相手になると、この配慮を省いてしまいがちです。
そこには 「バカにされたくない」「舐められたくない」 というプライドが影響しているのかもしれません。
しかし、伝わらない原因の多くは 「説明が不足しているから」 です。
相手が理解しやすい言葉や表現を意識することで、コミュニケーションが円滑になります。
対策②:相手を分析する
「自己中心的な表現方法」は、どんな相手にも 同じ伝え方をする ことが原因です。
一見、「自分を曲げずに貫くのは良いこと」と思われるかもしれませんが、相手に届かない限り、伝える意味がありません。
想いを伝える成功率を上げるには、まず 相手を分析 しましょう。
✅ 相手は何に興味があるのか?
✅ 相手の目的は何か?
✅ 相手の性格は革新的? それとも保守的?
相手の特性を理解した上で、伝え方を工夫することが重要です。
対策③:「ここぞ!」の場面で魅せる
「存在感の薄さ」は、日頃の行動や立ち居振る舞いが影響している可能性があります。
アドラー心理学の創始者 アルフレッド・アドラー は、組織の中で 『横の関係』 の重要性を説いています。
これは、互いに尊重し合い、協力し合う関係のことです。
これが欠けると、「ただの影の薄い人」と思われてしまいます。
「一言の重み」 を持たせるためには、存在感のある人の言動を観察し、参考にするのも良い方法です。
伝わる会話をするために
会話は キャッチボール です。相手が受け取りやすいようにボールを投げなければ、うまく続きません。
✔ 相手の立場に立つこと
✔ 相手に合わせた表現をすること
✔ 信頼を築くこと
この3つを意識することで、より伝わるコミュニケーションができるようになるはずです。
相手と気持ちよくキャッチボールができるよう、日頃から意識してみましょう!
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日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。