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感謝で心が晴れる！あなたもできる簡単ポジティブ習慣

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  1. はじめに

    3月は旅立ちの季節。卒業や転勤、引っ越しなどで、慣れ親しんだ人や場所とお別れする機会が増えます。
    その際、多くの人が感じるのが「感謝」の気持ちではないでしょうか？

    小学校を卒業したのが半世紀近く前だったことに改めて気付き、ショックを隠し切れない、メンタルセラピストの丸山です。

    実は、この「感謝」が心に良い影響を与えることが科学的に証明されています。
    今回は、感謝がメンタルにどんな効果をもたらすのか、そして日常生活で感謝を実践する方法をご紹介します。

  1. 感謝がもたらすメンタルの変化

    ① 感謝の日記でストレスが減る

    研究対象：102人の医療従事者

    方法：    「感謝の日記を書くグループ」、「困りごとの日記を書くグループ」、「日記を書かないグループ」
    の3つに分け、4週間の実験と3か月の追跡調査を実施。

    結果：感謝の日記を書いたグループは、ストレスやうつ症状が減少。
    ポジティブな出来事を記録することで、幸福感が増し、リラックス効果が得られた。

    解説：自分の気持ちを日記に書くこと自体が心の整理に役立ちますが、感謝を記録することでポジティブな感情が強く刻まれることがわかっています。
    日記を書き終えた後に気持ちが明るくなり、ストレスが軽減されるのです。


    ② 感謝をすると前向きになれる

    研究対象：小学5・6年生183名

    方法：対人感謝（人への感謝）と非対人感謝（物事への感謝）の2グループに分け、3週間にわたり感謝を記録し読み上げる。

    結果：人に対する感謝を実践した子ども → 「楽観性（物事を前向きにとらえる力）」が向上。
    物事に対する感謝を実践した子ども → 「ストレス反応の低下」が確認。

    解説：感謝の気持ちは、前向きな思考を高め、ネガティブな思考や行動を抑える効果があります。
    感謝を習慣化することで、ポジティブな思考が育まれ、人としての強さにつながるでしょう。


  2. 感謝を日常に取り入れる方法

     ・感謝の日記をつける
    → 毎日、その日あった良いことや感謝したいことを記録する。スマホのメモアプリを使うのも◎。

    ・ 周囲の人に「ありがとう」を伝える
    → 家族や友人、同僚に感謝の気持ちを言葉で伝えることで、人間関係も良くなる。

    ・小さなことにも感謝する
    → 「当たり前」に思っていることにも意識的に感謝する習慣をつける。


  3. まとめ

    感謝の気持ちは、ストレスを減らし、ポジティブな思考を育てる効果があることが科学的に証明されています。
    「最近、気持ちが落ち込みがち...」という方こそ、感謝を習慣にしてみてください。
    ちょっとした気持ちの変化が、前向きな未来につながるかもしれませんよ。
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