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朝ヨガと夜ヨガ----時間が変われば、心と体も変わる

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まだ世界が目覚める前の静けさの中、ゆっくりと体を伸ばして呼吸を感じる朝の時間。
そして、すべてが静まり返った夜、今日という1日を労わるように心をほどいていく静かな時間。

「朝ヨガ」と「夜ヨガ」。
どちらも、心身の状態を整えるための大切なスイッチです。
そして、ヨガは、その「時間帯」によって驚くほど表情を変えるのです。
この記事では、それぞれの魅力とともに、今すぐ始めたくなるおすすめポーズをご紹介します。

朝ヨガ:静かなエネルギーで、今日をはじめる

目覚めたばかりの身体は、まだ少し夢の中にいるような感覚。
でも、そんな状態だからこそ、やさしく目覚めを導いてくれるのが朝のヨガです。

深く息を吸って、伸びをするように体を動かせば、眠っていた神経が少しずつ目覚めていきます。
呼吸が深まると、心にも「今日はどんな1日にしよう?」という前向きなエネルギーが芽生えてきます。

朝ヨガで特におすすめなのは、次の3つのポーズです。

  1. キャット&カウ(猫と牛のポーズ)

四つん這いの姿勢で背骨を丸めたり反らせたりするこのポーズは、背骨をやさしく目覚めさせ、身体の中心からエネルギーを感じさせてくれます。

  1. 太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)

全身を大きく使ってリズミカルに動くこの連続ポーズは、朝の冷えた体を温め、呼吸と動きの一体感を高めます。
まるで体内のスイッチが「ON」になる感覚を味わえるでしょう。

  1. 立位前屈(ウッターナーサナ)

足の裏から背中、首にかけて心地よく伸ばすことで、血流が促され、眠気もスッと晴れていきます。
前屈の姿勢には気持ちを内省的に整える効果もあり、穏やかな気分で1日をスタートできます。

朝のヨガは、がんばる自分への準備運動。
静かでありながら、確かな推進力となる時間です。

夜ヨガ:1日の終わりに、心と体をほどく

夕食を終え、あとは眠るだけ。
そんな夜の時間にヨガを取り入れると、まるで全身が「お疲れさま」と語りかけてくれるような、優しい静けさに包まれます。

1日がんばった身体には、無理なくできるポーズがちょうどいい。
深い呼吸とともにゆったりと動けば、副交感神経が優位になり、自然な眠りへと導かれます。

夜ヨガにおすすめのポーズは、以下の3つです。

  1. チャイルドポーズ(バラーサナ)

おでこを床に預け、全身を小さく折りたたむこのポーズは、安心感と安定感をもたらしてくれます。
呼吸が深まり、心のざわめきがすっと静まっていくのを感じられるはずです。

  1. 仰向けツイスト(スプタ・マツィェンドラーサナ)

背骨をやさしくねじることで、腰や背中のこわばりがほぐれ、内臓の疲れも和らぎます。
心身ともにゆるんでいく感覚が、1日の終わりにふさわしい安堵を与えてくれます。

  1. 脚を壁に上げるポーズ(ヴィパリタ・カラニ)

壁に脚をあずけて仰向けになるシンプルなこの姿勢は、むくみや冷えをやわらげ、心を落ち着かせる効果があります。
照明を落とし、目を閉じて数分キープするだけで、まるで瞑想のような深い休息が訪れます。

夜のヨガは、がんばった自分をやさしく労わる時間。
力を抜くことが、明日のエネルギーにつながります。

ヨガの時間が、人生のリズムを整えてくれる

朝は、自分を起こす時間。夜は、自分を静かに閉じる時間。
ヨガはそのどちらにも寄り添い、日々の生活にやわらかなリズムをもたらしてくれます。

朝の太陽のように、力強く前向きなエネルギーをもたらす「朝ヨガ」。
月のように穏やかで、深い静けさへ導いてくれる「夜ヨガ」。

大切なのは、「こうしなければならない」と思わずに、今の自分にとって心地よい方を選ぶことです。
そして、たとえ短い時間でも、「自分のための静かな時間」を持つこと。
その積み重ねが、やがて心と体の変化となって表れてくるでしょう。

ヨガは、体を動かすだけのものではありません。
それは、呼吸とともに「今ここにいる自分」と向き合う、かけがえのない時間なのです。

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