TEL:054-261-9201
- 取得可能資格:
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- メディカルピラティスインストラクター
- メディカルヨガインストラクター
統合医療で用いる「代替医療」とは、西洋医学以外の医療を指すもので、古来さまざまなものが世界に存在しています。
例えば心身のパワーを高めるヨガもその一つ。
リハビリを目的に誕生したピラティスと共に、西洋医療を補完する代替医療として注目されています。
体の動きに対してどの骨や筋肉が使われているのかといった機能解剖学の知識を用い、誰でも安全に疾患予防や不調改善を目的に取り組むことが出来ます。
メディカルヨガは、健康維持を目的に考えられた運動です。自分の健康は自分で守る「セルフメディケーション」の取り組みとして有効です。
心に作用するヨガ・ピラティスとアロマはもともと相性の良い組み合わせです。相乗効果によりそれぞれの効果をさらに高めることができます。
一般的なヨガもメディカルヨガも「健康や美容」を目的としたものですが、
メディカルヨガは、さらに心や体の不調・機能改善を目的に代替医療の一つとして
医療や介護の現場で導入されているのがメディカルヨガです。
ヨガは柔軟性を高めることが主な目的とされています。体を動かすことによるストレス発散効果や爽快感を得ることができます。
メディカルヨガでは、一つひとつの動きの体への作用に重きを置き、不調改善に役立たせることが目的です。また、運動を通じ、自ら心身の状態を把握、セルフメディケーションとして役立ててもらうことを目標としています。
呼吸はその人の姿勢や自律神経の安定に深く関わっています。メディカルヨガでは呼吸を意識し、心と体を本来の状態へ整え、
ヨガのアーサナの動作により、さまざまな症状や不調に働きかけることができます。
最近では、高齢者のロコモ(注1)予防としても注目されています。
注1)ロコモティブシンドロームの略。ロコモティブシンドローム(ロコモ:運動器症候群)は、
加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、
要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクの高い状態を表す言葉です。
厚生労働省では「ロコモティブシンドロームの認知度を上げよう」という目標を掲げ、介護予防へ繋げようと考えています。
メディカルヨガインストラクター、メディカルピラティスインストラクターは、体に不調を抱える人や、健康維持も目的とする人たちに対してヨガやピラティスの指導を行います。
また症状などに合わせて芳香療法やハーブを取り入れるなど、心と体の両面にアプローチできる統合医療を担う専門家としての役割を担っています。
まずは、自身の心と体を整えることが大切です。
起床と共にピラティスを行ないウォーミングアップをします。
スタジオの清掃をし、清潔な環境を整えます。また、その日の気候や生徒さんの目的に適したアロマを焚くなどの準備をします。
生徒が集まり始めると同時に、コミュニケーションを取りながら、生徒の顔色や体調のチェックを行ないます。
運動不足解消や、腰痛改善など生徒に合わせたプログラムを行います。
プライベートでは、さらに個々の症状に合わせた指導を行います。
必要に応じて、症状に最適な医師(専門医・病院・クリニック)や、ピラティス以外のアプローチを提案します。
心身の不調の改善は、継続することが大切です。
そのためのアドバイスや、体調の変化などに気を配り、精神的なサポートも重要です。
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協会について
日本統合医学協会は、東京と大阪に拠点を持ち、日本における健全な統合医学の普及と発展を目的として、平成12年に設立されました。メディカルアロマ、メディカルハーブ、またメディカルヨガやメディカルピラティスといった幅広い分野で技能研修や資格・検定の認定制度確立。統合医学の正しい知識の普及と技能向上に努めています。長年の実績と信頼ある当協会の資格は、医療・福祉の現場をはじめ、自宅サロン開業など転職・就職・開業にも役立てることが可能。統合医学の現場で働く皆様の活躍を後押しします。また、プロの育成だけでなく、セルフメディケーションとしてのメディカルアロマやメディカルヨガの普及にも注力し、誰もが「センテナリアン」を実現できる社会を目指し活動しています。