- メディカルヨガインストラクター
豊川 ひろみ さん
一般の方から、慢性疾患の患者さんまで。一生涯通した健康づくりの手助けを
子育てが一段落し、これから何をしていこうと考えていた時に、HOTヨガに出会い体を動かす楽しさにはまりました。硬かった体が変わっていくのを実感。周りの人からも「変わったね」と言われたことが嬉しくて、「こんなにいいものは伝えていきたい。」と思ったのがはじまりです。
主人が整形外科医であることもあり、メディカルヨガ・メディカルピラティスという資格が取得できる認定校に通いました。HOTヨガの時は、ポーズが多少違っていても、楽しむことがメインで、どこに効いているのかなど分からずに行っていましたが、アロマ、心理学、基礎医学を同時に学べたことで、ヨガやピラティスと体のつながりを具体的に理解でき、まさに自分の体で起こっていることを体感しながら技術を自分のものにできたと思います。
実を言うと、アロマは趣味だと思っていました。ところが、人は嗅覚から衰えていくことを学び、アロマで刺激することが予防医学に役立つこと、今では認知症予防にアロマが取り入れられていることを知りました。整形外科の患者さんは本当にいろんな方が来られるのですが、メンタルが弱っている人には、アロマを役立てられるかも...などアロマを取り入れるイメージが具体化してきました。心理学で学んだ、心が弱っている方への接し方も学んだからこそ、そういう方にも自信を持ってヨガをすすめられると思っています。これから年を重ねていく中で、趣味ではなく、本当に社会に貢献したいと思っています。子供の手がはなれ"何か"を探して見つけた"この教室"が私のいきがいです。
豊川ひろみさんプロフィール
ご主人が整形外科クリニックの開業医。クリニックが併設している寝たきり予防を目的としたリハビリ特化型の介護施設デイケア"ロコモ教室さやま"内でヨガ・ピィラティスのレッスンを担当。一般の方から、整形外科を受診する、肩こりや腰痛の慢性疾患を抱える患者さんに向けてカリキュラムを提供している。
〜ご主人のコメント〜
「実は、ヨガやピラティスは医療とは別のものだと思っていました。それが、妻のレッスンを受けてみて、これは腰痛に対するメニューとして成り立っていると実感。運動不足が引き起こす問題の予防としてすすめています。」
※記事内容は取材当時のものです。