- 2024.05.15
- アドラー心理学資格講座
- 資格の活かし方2
- アドラー心理学講座で得た知識を日常生活や仕事へどのように活かしていきたいですか
私がこの講座で学んだことで、特に日常生活で活かしていきたいと感じたのは「課題の分離」です。今までの私は人間関係のなかで「共感し、寄り添う姿勢」を何よりも大切に日々過ごしてきました。そのおかげで良好な人間関係を築けてきた面もありましたが、自分と相手との境界線が曖昧になることで、他人から依存されやすくなったり、人の負の感情をまるごと背負い込んでしまい、押しつぶされそうになっていました。そのため、他人の感情や自分に対する評価を必要以上に気にしてしまい、常に緊張状態となり、仕事以外の自分の時間はただ心と身体を休めるためだけに使っていました。
そんな中アドラー心理学を学び、「課題の分離」という概念に触れたときは目から鱗が落ちるような気持ちでした。他者をコントロールできないという当たり前のことに思い至ることができ、自分がコントロールできることのみに集中すれば良いのだと思うことで肩の力が抜けるようでした。
今後の人生において、相手へ寄り添う姿勢を持ちつつも、境界線は自分の中ではっきりと意識し、相手との「共同の課題」についても踏み込みすぎない良い距離感で取り組んでいける人となれるよう、継続してアドラー心理学を学び続けていきたいと思います。京都府 M.A様