- 2022.11.15
- アートセラピー資格講座
- 資格の活かし方2
- アートセラピー講座で得た知識を日常生活や仕事へどのように活かしていきたいですか
私は子供の頃から絵を描くことが好きで、絵を描く仕事に就きました。今は芸術系の大学で教職員としても働いています。心理士の資格を取得するために通信で学びも続けています。私自身が絵を描き始めたのは、複雑な家庭環境からの逃避のような、気持ちを他に集中させる何かが必要だったのかもしれません。自分が長年、絵を描き続けている理由など考えたこともなかったのですが、教員になり学生たちの絵を多く見るようになってから「絵が上手くなりたいというより、気持ちを吐き出したり自分と向き合うために描いている」人たちが多いように感じました。この時、自分がなぜ今なお絵を描き続けているのかという理由に、ハッキリと気がつくことができたのです。私が所属するのは、プロフェッショナルになるために絵画技法を教える教育の現場ではあるのですが、一方で、自分がそうであったように、たとえ無自覚であっても自分自身を理解するために絵を描いている学生も、ある一定数存在するのではないかと考えるようになりました。絵画と心理の関連を調べているうちにアートセラピーに辿り着きました。アートセラピー資格取得講座で得た知識は、教育現場でも必要になっているものだと考えています。私の持つ絵を描く・分析する能力と、この資格取得講座で得た知識を組み合わせ、ストレス社会やコロナ禍で生きている子供たちや人々の心に寄り添いながら、ストレスケアにも実践的に活かしていきたいです。
東京都 F.T様