- 2022.06.15
- アドラー心理学資格講座
- 資格の活かし方2
- アドラー心理学講座で得た知識を日常生活や仕事へどのように活かしていきたいですか
アドラー心理学検定講座で得た知識は、自身のためだけでなく、誰かにとっても役に立てるようさらに勉強をして仕事としても活かしていきたいです。
数年前、ビジネスパートナーがあることをきっかけに精神的に病弱になり、大変な数年間を過ごしました。その頃の私は心理学を学んでいなかったためどうすればよいのかわからず、助けようとした自分までが気が付けば精神状態を崩しかけてしまいました。アドラー心理学を学ぶと、なぜそうなったのか、なぜ解決できなかったのかがよくわかりました。知識がないのに助けたいという思込みだけで行動することが危険だったことも、この講座を受講して実感しました。
また自分自身も、思いもよらぬ人からの攻撃を受けてとても落ち込んだ経験もありますが、なぜそこまで精神状態が不安定になってしまったのかも受講してわかり、今なら同じ状況になってもあれほど傷つかずにうまく回避できるかもしれないと感じました。
このような過去を受け、これからの自分ができることは、まずは自分を受け入れること、そして、それができるようになれば今度は人を勇気づけられる人になりたいと思いました。現在、私の周りにも、仕事関係の人との悩み、夫婦間の悩み、高齢の親を持つ悩み、子育ての悩み、など「悩んでいる」人がたくさんいます。
そんな人々からよく相談を受けるのですが、これからは同情ではなく共感し、勇気づけの言葉をかけていけるようになりたいと思います。「人間の悩みはすべて人間関係である」の言葉には深くうなずきました。言われてみると、なるほどととてもシンプルなのに、なぜそこに気が付かなかったのだろうと思うと、その言葉を知っただけでもふと気が楽になりました。
心理学を学ぶことはもはや特別なことではなく、現代社会で心健やかに過ごしていくためには、もっと日常に心理学を取り入れたほうが良いとも感じました。また、講座で気づいたことは自身も含めほとんどの人が、過去にこのようなことがあったからと自分の過去ばかりを見て今を悩んだり嘆いたりしていることです。過去ではなく、未来のために考えて行動していくことが大切だとわかりました。私が人生は笑顔がテーマだと公言しているのですが、正直なかなか自分でも日々の中笑顔をキープするのはとても難しいです。
そんな時はオセロ式で自分をまずは満たしながら、自分が公言している「人生のテーマは笑顔」を一人でも多くの人が感じて幸せな笑顔になれるよう、これからもアドラー心理学を勉強しながら、仕事の一環としても人のお役にも立てたらと思います。
アドラー心理学講座に出会えて本当に良かったと思います。ありがとうございました。
兵庫県 Y.M様